「会社のことを相談できる人がいなかった」——後継者とともに、次の10年をつくる
事業承継とは、株式や代表者を交代することだけではありません。
「想い」と「経営」を次の世代につなぐこと。
私たちは、社長と後継者の間に立ち、会社の未来を一緒につくります。
■ご相談前の状況
創業30年を超える会社
社長は60代を迎え、長年会社を支えてきました。業績は決して悪くありません。
しかし、社長には大きな不安がありました。
「自分がいなくなった後、この会社は大丈夫だろうか。」
後継者候補である息子は会社に入っていましたが、
•経営数字が分からない
•銀行との付き合い方が分からない
•資金繰りを理解していない
•社長と後継者の間で経営について話す機会が少ない
という状況でした。
社長自身も、
「息子に任せたい。でも、まだ任せるのは怖い。」
という複雑な思いを抱えていました。
■弊社が取り組んだこと
最初に行ったのは、事業承継そのものではありません。
まず、
「会社の現状を、社長と後継者が同じ数字で共有すること」
から始めました。
毎月の財務状況を一緒に確認し、
• 売上
• 粗利益
• 営業利益
• 資金繰り
• 借入金
• 投資計画
について、後継者にも分かる言葉で説明。
さらに、今後5年間の経営計画を社長と後継者が一緒に作りました。
変わったのは「数字」だけではありません。
それまで、「社長が判断する」という形だった会社が、
「社長と後継者が一緒に考える」
会社へ変わっていきました。
後継者自身も、
「会社のお金がどう動いているのか」
「なぜ、この投資が必要なのか」
を理解できるようになり、徐々に経営判断を任せられる場面が増えていきました。
■社長からいただいた言葉
「息子に会社を渡すことばかり考えていました。
でも、本当に必要だったのは、会社を渡す前に、一緒に経営する時間をつくることだったんですね。」
■後継者からいただいた言葉
「父が何を考えて会社を経営してきたのか、数字を通して少しずつ分かるようになりました。
会社を継ぐことが『責任』だけではなく、『やってみたい』と思えるようになりました。」
